25歳くらいから13年間悩まされていた慢性下痢に終止符を打てそうなのでこれまでの経緯を記録しておく
はじめに
25歳くらいから下痢をしやすい体質へと変化していった。下痢をするタイミングは食事直後、もしくは食べてる最中にトイレに立つこともしばしば。
他のタイミングでは脂っこいものを食べた翌日、深酒をした翌日。
気付いた頃には平熱が37度を少し上回る微熱状態が慢性化するようになっていた。
胆嚢炎を患う
31歳の時、胆石が胆管に詰まることから生じる胆嚢炎を患っており、臓器そのものを摘出した経緯がある。
胆嚢炎により消化酵素が適正に分泌されていなかった要因も、下痢に少なからず寄与していたかもしれない。
なお微熱状態は術後も変わらず慢性化したままであった。
病原性大腸菌(EPEC)O18の異常発生
2012年10月に入ってから消化器官の調子がどうも悪い。
下痢の頻度は日を追う毎に増し、水のような下しが頻繁に出るようになった。
また酒を飲んでも次の日に残りやすくなり背中右部に張りを覚える。
この感覚は胆嚢炎と同じような内臓疾患を彷彿とさせるものだった。
2012年10月31日。
体験したことのない倦怠感と背中の痛み、併せて凄まじい水便が始まる。
かかりつけの医者に診察してもらうも腑に落ちる診断結果でなく別の病院、高石内科胃腸科 にかかることにした。
この病院を選んだ理由は、住まいから比較的近いこと、消化器官のスペシャリストであること、検査体制が充実していることから選んだ。
〜胃腸科(消化器)は当院の専門分野の診療科目です。胃腸科(消化器)の範囲として食道の疾患から肝臓、すい臓、大腸、直腸の疾患を診断し治療いたします。 専門医療機器としては、内視鏡検査機器(上部・下部)、超音波機器、CTスキャナー検査機器を要し随時行って居ります。〜
問診、腹部X線造影、エコー造影、診断結果は我が意を得たり、納得いく結果。
また興味深い腹部X線造影結果として、大腸内にガス(いわゆるオナラ)がまったく見当たらない事象が確認された。
健康な体であれば大腸内にガスが入っておりX線に黒く写るということだが皆無であった。
考えられることは腸管、とくに大腸の環境が劣悪で慢性的に機能不全を起こしているのではないかと診断された。
診断と併せて生体検査(血液検査、細菌検査、潜血反応)を受け、2012年11月12日の診断結果を待つことになる。
ところが2012年11月8日、病院から電話があり結果が出たので至急来院せよとのこと。
生体検査結果として、大腸内が病原性大腸菌(EPEC)O18に汚染されており、そのレベルは最悪値である3+との結果であった。
状況的には大腸内全域に病原菌が大量に増殖している状態。
植物でいうなれば「根腐れ」している状態との診断。
考えられにくいことだが、10年以上前からの下痢は、劣悪な大腸内環境でなんらかの病原性大腸菌を飼い続けていたのではないかと指摘あり。
そもそも大腸という器官の機能は、小腸などで吸収しきれなかった栄養や飲食物に含まれている水分を吸収し、腸内に住む善玉細菌が残ったカス(主に食物繊維)の発酵を促進し、便として形成する器官であると説明を受ける。
もし、何らかの原因で大腸機能低下(水分の吸収が機能しない、残りカスの発酵が進まない)と水分過多の便、いわゆる下痢となって排泄されるとのこと。
大腸機能低下、特に今回のように大腸内が病原性大腸菌で埋め尽くされていれば、食物繊維の発酵、便の形成など進む訳がない。
むしろ病原菌が残りカスに取り付き、更なる増殖、毒素生成を防ぐ自浄作用として便形成を待つことなく素早く排泄しようとする動きは理にかなっている。
重篤な腸内汚染環境下で残りカスに作用するのは発酵でなく「腐敗」だと指摘された。
善玉細菌が存在しなければ発酵が進む訳もないので、大腸内にまったくガス(いわゆるオナラ)が見当たらない事象とも符号が合致する。
また血液検査の結果にも大腸機能低下のデータが表れているという。
肝機能を表す GOT / GPT / γ-GT のスコアがそれぞれ 37(~40) / 76(~45) / 70(~85) となっていた。
肝機能障害が顕在化する時、これら3つのスコアはほぼ同率に上がっていくが、なぜか GPT だけが飛び抜けた数値である。
この数値がなにを意味するか。
GPT だけが飛び抜けた数値はアルコールによる障害ではなく、大腸内にて発生した病原菌が生成する毒素が血中に溶け出したものと診断。
診断理由として座薬の話しを受けた。
座薬とは大腸の一部である直腸から薬剤を吸収させる投薬手法である。
つまり大腸内で病原菌が大量発生し、彼らが毒素を大量に生成すると、大腸内でそれらを吸収し、血中に溶け込んでしまうというのだ。
血中に溶け出した毒素は肝臓で解毒されるが、過剰な解毒には肝臓自身を痛めてしまう。
よって GPT だけが飛び抜けた数値となっていると診断された。
酒を飲んでも次の日に残りやすくなっている事象は、解毒の倍がけのようなものだから理にかなっているとのこと。
これらのことから緊急的に入院などは不要ではあるが、経口抗生物質で腸内の病原菌を滅菌すると共に、なるべく食物繊維を食べなさいと指導された。
全ての事象の裏付けと対策がはっきりしたので、4日間の投薬とベジタリアン生活、強力わかもとの合わせ技で根治まで持って行けるか。
今後が楽しみな展開である。