ひとりの友人が白川郷へ旅行してきた。
出かける前にひとことくれれば、ナイススポットや見所をアドヴァイスできたろうに、と思うのだがこればっかりはいかんともしがたい。
日頃から付き合いをもう少し深めていれば、きっかけを拾うこともできたやも知れぬが、今となっては時すでに遅し。また旅行に行かれる機会があれば、その時はたくさん話しをしようと思う。
さて、その旅行の影響からか、またひとりの友人が白川郷へ行きたいと言い出した。
先の友人へアドヴァイスできなかった分、こちらの友人には色々とインプットしたい、などと思っている。
白川郷という場所は私にとってかけがえのない場所で、少々うるさがたである。
数十年まえに原付免許を取って、白川郷へとツーリングに向かってから、彼の地の魅力にずっと取り付かれているのだ。
その当時、住まう場所が関西ということもあり、白川郷は気軽に行ける場所だった。
今、住まう場所が関東へと変わっても、例年の行事のように年に1度、フラっと白川郷へ向かうことは欠かせない。
それでは東京から白川郷へと、自動車なりモーターサイクルで向かうのに、最適なルートとはどのようなものか。
私見ではあるが、極力高速道路を避け、下道を多めに配分するのがベストだと考える。下道がベストだという理由は単純で、旅をしたいからだ。
私は高速道路というものが嫌いである。嫌いな理由は、道が単調で面白みに欠けるからだ。A地点からB地点まで、漫然と移動するのは旅とは言えぬ。その点、下道は風景が様々に変わり見た目に楽しく、またふと気になった場所で止まり、ぼんやりと時間や空間に溶け込める点で、旅してる感が強い。また、旅に同伴してくれるパッセンジャーがいれば、なおさら旅感は増す。
では東京から白川郷までどのようなルーティングを取るのか、できるだけ予算と体力を抑えつつ、下道を利用した余裕をもった行程を、あらためて考えてみる。
まず、第1のチェックポイントは松本市にいつ入るか。
大きく分けて、前日入り、もしくは当日入りの2パターンとなる。
出発地点はどちらも八王子スタートを想定している。
(参考データ:千葉県新倹見川〜東京都八王子市 76km 2時間30分 首都高使わない、京葉道路使う)
前日入りパターンは、夜間の下道を走り、松本に入って1泊する。
19時ころ八王子を出れば国道20号一本で25時には松本に着くだろう。距離にして190km。時間にして6時間。
松本市内には格安ホテルがたくさんあり、贅沢しなければ1人3〜4000円、贅沢しても1人4〜5000円で泊まれる。
メリットは翌日に備えて体力を温存できること。デメリットは予算がかさむこと。
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当日入りパターンは、朝早くに東京を出発し、道が空いてる時間に都内を抜け、八王子ICから高速道路で松本まで一気に入る。
松本から白川郷まで下道で進むので、八王子から高速道路を使い、できるだけ体力の温存を図る。距離にして191km。時間にして3時間。
NEXCOによると休憩抜きで2時間17分の行程。高速料金は通常4350円、ETC割り2200円。
メリットは予算が抑えられること。デメリットはそのまま白川郷へ直行するので、体力を消耗すること。
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前日入り、当日入り、どちらも松本出発は11時を想定。途中で昼ご飯を食べるとして、17時に白川郷入れれば御の字。昼ご飯は道中の蕎麦屋がどえらく美味い。タレは江戸前に軍配あがるが、蕎麦自体の美味さ、薬味のキレ、セットものの天麩羅、とくに山菜の美味きことこの上なし。裏メニューにリンゴの素揚げもあり、大満足の昼ご飯。
松本からはオール下道で151km。時間にして5時間。ルーティングはR143〜R471〜R360。
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白川郷にてやるべきこと。
1.値段とサービスのバランスよい合掌造りに泊まる 2.銭湯に入る 3.風呂上がり、コンビニまで徒歩で行き、酒を買い飲みながら宿まで帰って寝る 4.起き抜けに白川郷のミネラルウォーターを飲む 5.日の出にあわせてとびっきりの絶景スポットへ向かう。
この5点を効率よく消化するには、少々コツがいる。白川郷に旅慣れた者でしかできないことだらけだ。これらを自分の中に閉じ込めておくのも、いささかもったいない気がするので、仲間たちにシェアしていきたい。